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ワークライフバランスを大切にして働きたい、ライフステージが変わっても働き続けたい、そんな社員たちの想いに応え、ディ・アイ・システムでは柔軟な働き方ができる制度を用意しています。そこで今回は、約1ヶ月半の男性育休を取得したK.Tさんと、約1年5ヶ月の産休・育休を取得し復帰したF.Iさんに、育休時の想いや復帰後の働き方についてお伺いしました。
IT営業職出身 営業部門 課長
2017年中途入社
K.T
寝具メーカーやIT業界での営業を経験後、2017年に中途入社。現在は提案営業を担当し、取引先への人材紹介、研修サービス、セキュリティ商材等を用いた企画提案を行っている。育休は2022年11月より約1ヶ月半取得。復帰後、2023年4月より課長に昇格し、マネジメントにも力を入れている。
通信会社総合職(IT未経験)出身 システム開発部門
2020年中途入社
F.I
通信業界にて販売・マネジメント・人事など幅広い業務を経験後、2020年に中途入社。現在はヘルプデスク業務を担当している。産休・育休は2021年11月より約1年5ヶ月取得。2023年5月から復職を果たし、現在は育児短時間勤務(在宅勤務)にて業務を行い、育児との両立を図っている。
Q1.
産休・育休を取得してみて、どうでしたか?
K.T
私は、娘が生まれて2~3ヶ月目の時期に約1ヶ月半の育休を取得しました。育休を取得した率直な感想は、本当に取って良かったなということです。とにかく娘がかわいい!(笑)笑顔はもちろん、困っている顔も、泣いている顔も、すべてが愛おしいです。そちらは、男の子ですか?
F.I
そうです。うちの息子は本当に甘えん坊で、最近では少しでも私の姿が見えなくなると「ママどこ?」と探しに来るんです。その必死さがすごくかわいくて、いつも癒されています。ちなみに、男性育休を取得するとき、周りはどんな反応でしたか?
K.T
まず妻は本当に喜んでくれました。最初は2週間程度の取得予定だったんですが、妻の意見も聞きながら1ヶ月半取得することにしました。同僚や上司からは「育休中に自分にできることがあれば何でも言ってね」と業務を快く引き継いでもらえましたし、社長からも「おめでとう!しっかり育休取ってね」と言っていただけたので、取りやすい雰囲気がありましたね。
F.I
男性だと社内に「育休を取りやすい雰囲気」があるかどうかはすごく重要ですよね。私は外出が多い業務だったんですけど、妊娠中はオフィスで出来る仕事に変更してもらえました。しかも「どういう働き方にする?」と会社側から打診してくれるので、言いにくいなんてことはありませんでしたね。復帰後に関しても「時短勤務にする?」「在宅勤務にする?」と色々と聞いてくれたので、不安なく復帰ができました。
K.T
こうした配慮は、うちの特徴でもあるよね。飲み会があるときも「無理して来なくても大丈夫だよ。子どもまだ小さいからね、早く帰ってあげな。」と上司のほうから言ってくれます。育休や子育てだけじゃなくて、仕事でもこうした働きやすさはいつも感じていますね。
Q2.
産休・育休を取得するにあたって、
不安なことはありましたか?
F.I
やっぱり復帰後どうなるんだろうっていう不安はありましたね。私の場合、まだ入社して時間が経っていなかったということもあり、復帰後にちゃんと受け入れてもらえるかな…って。でも、育休中にも定期的に上司が職場の状況を伝えてくれるオンラインMTGがあって疎外感みたいなのを感じずに済みました。むしろ子育ての相談とかしちゃって(笑)。育休中ってどうしても子どもと2人きりの時間が長いから、こうして会社の人と話す機会があるとリフレッシュできて助かりました。
K.T
確かに。ずっと会社とつながっている感じがあると、復帰後もすんなり業務に戻れるよね。私は業務の引継ぎがやっぱり一番不安だったかな。今では当たり前のようにたくさんの社員が男性育休を取得しているけど、当時はまだそれほど多くなくて。どう引継ぎを行えばいいのか分からず、最初は不安でしたね。新入社員の教育担当もしていたのでどうしようかなって。でも、上司をはじめ、チームみんなで協力してサポートしてくれて、本当に感謝しかないです。
F.I
育休を取得したことで、会社や同僚に対する感謝をものすごく感じましたよね。だからこそ、復帰した時には「この会社に大きく貢献したいな」っていう気持ちがより大きくなりました。よく男性だと「キャリア(昇進)に影響するのでは?」と考える人も多いと聞きますけど、そのあたりはどうでした?
K.T
確かにその不安もありましたね。年齢的にも今後のキャリアについては意識するところではありましたし、実際上を目指して頑張っていた時期でもありました。でも、社長や上司から育休取得を推奨されましたし、「キャリアには影響がない」とはっきり言ってももらえたので安心できましたね。実際に、育休取得してすぐに課長へ昇格させていただいけたのは、嬉しかったです。
Q3.
仕事とプライベートとの両立は
しやすい環境ですか?
F.I
現在の働き方は、在宅での時短勤務なんですが、16時に仕事が終わってすぐにご飯をつくったり、買い出しをしたり、通勤時間がない分、時間を有効活用できるのがいいですね。あとは、子どもを保育園に迎えに行ったあと、公園などで1時間遊んでから帰るようにしているんです。この時間が私にとっては本当にかけがえのない時間で、子どもの成長を日々知ることができる大切な時間となっています。
K.T
それはとてもいい時間の使い方ですね。私も現在は週2~3日で在宅勤務をしています。在宅勤務の時は18時半に仕事が終わると、子どもをお風呂に入れたり、ご飯をつくったり、家事や育児のサポートができるのでとてもありがたいです。家族との時間を普段からたっぷりと持つことができるので、妻からも「週末はちょっと遊びに行ってきてもいいよ」と言ってもらえることも。それもあって、最近趣味のゴルフも再開することにしました。
F.I
わぁ、すごく素敵な夫婦の関係性ですね。料理もお風呂も一人だとすごく大変なので、奥さんも喜んでくれていると思いますよ。あと、働きやすさに関連したエピソードですごく嬉しかった出来事が1つあって。人事考課の中に勤怠管理の項目があるのですが、復帰してから子どもの風邪が理由で休むことが多くあったので、自己評価を低くつけたんです。そしたら面談の時に上司から「これは子どもの風邪だからしょうがいないこと。あなた自身は体調管理ができているし問題ないよ」と高い評価へ修正してくれたんです。このとき本当にこの会社に入社して良かったと心から思いましたね。
K.T
会社全体として子育てへの理解がないとできないことだよね。最近、自分も課長のポジションになって、働きやすい環境づくりについてよく考えるようになりました。自分の経験を活かして、もっと育休が取りやすい環境づくりや、子育てを支援する体制づくりを強化していきたいですね。働きやすさを感じる社員が増えるほど、長く働いてくれる社員が増え、最終的には会社の利益につながるはずです。そうやって会社に恩返しできたら嬉しいです。
F.I
私も「恩返し」って言葉が自分の気持ちにピッタリ当てはまりますね。産休・育休を取った後も楽しく働いている姿や、仕事もプライベートも充実した様子をみんなに伝えていくことで、これから入社する方々に「ディ・アイ・システムはいい会社だ!」って思ってもらえるようにしていきたいです。これが私にできる会社への恩返しかなって思います。